2013年6月25日火曜日

宵の明星

夕方西の空に明るい星が輝いていたら、それは宵の明星と言われる金星です。
金星は5月頃から夕空に輝いていたのですが、高度が低く目だたない存在でした。しかし、6月になると徐々に高度を上げていき、いまは夕空の西に誰もが見つける1番星として光を放っています。
写真は6月4日撮影の水星・金星、ふたご座のランデブーです。実は木星も一緒に見えていたので、3惑星ランデブーでした。
 水星は太陽に最も近いところを回る惑星なので見ることが難しいです。かの有名なコペルニクス(地動説を唱えた)が一生涯水星を見ることなく亡くなったという話があるぐらいです。この話の真偽はともかく、かくいう私も実は直接肉眼で水星を見たのはこの時が初めてでした。
 次回水星が見やすい時期は、7月30日前後の明け方です(西方最大離角)

Canon EOS Kiss X4
2013/06/04 20:09:12
焦点距離 50.0mm