太陽は今年活動期になっていて、大きな黒点が頻繁に発生しています。さらに、数日に1回は太陽表面における爆発現象(フレア)が起こります。太陽望遠鏡で見るとフレアは明るい筋状に見えますが、短時間でなくなってしまいます。
天文館では、晴れているといつでも太陽像をお見せできるのですが、フレアが見えるかどうかは運を天に任せるしかありません。
今日は10時34分にフレアが発生し2時間ほどの継続時間がありました。たまたま居合わせたお客様にフレア観測していただき、めったにしか見られない現象であることを説明しました。 とってもラッキーな方でした。
写真中央左に見える明るい部分が今日のフレアですが、撮影時間が遅くてフレアは収まり気味です。
明日は、夜間観望会です。晴れるといいですね!
新潟県胎内市にある胎内自然天文館のブログです。 日中は太陽、土曜の夜は星空観望会を行っています。また、夏の終わりには“胎内星まつり”が開かれ、全国からたくさんの方が訪れるところで有名です。
2013年6月28日金曜日
2013年6月26日水曜日
天文館周辺の動物たち
天文館は自然豊かな胎内平にあり、周りには様々な動物たちがすんでいます。そして、時々猿がやってきます。普段は地面を歩いて草の中から食べ物を見つけているのですが、今日は木に登り何かを食べています。よ~く見ると、桜の木になった実(サクランボ)を食べていました。そんなに美味しいのかと私も食べてみましたがかなり酸っぱく、高級くだものの佐藤錦をイメージしたものとは大違いでした!(もっと熟すと甘くなるのかな?)
」サクランボを食べる胎内ざる!
次の写真は、観測ドームで撮影した6月23日のスーパームーン
皆さんも見ましたか?
2013年6月25日火曜日
宵の明星
夕方西の空に明るい星が輝いていたら、それは宵の明星と言われる金星です。
金星は5月頃から夕空に輝いていたのですが、高度が低く目だたない存在でした。しかし、6月になると徐々に高度を上げていき、いまは夕空の西に誰もが見つける1番星として光を放っています。
写真は6月4日撮影の水星・金星、ふたご座のランデブーです。実は木星も一緒に見えていたので、3惑星ランデブーでした。
水星は太陽に最も近いところを回る惑星なので見ることが難しいです。かの有名なコペルニクス(地動説を唱えた)が一生涯水星を見ることなく亡くなったという話があるぐらいです。この話の真偽はともかく、かくいう私も実は直接肉眼で水星を見たのはこの時が初めてでした。
次回水星が見やすい時期は、7月30日前後の明け方です(西方最大離角)
金星は5月頃から夕空に輝いていたのですが、高度が低く目だたない存在でした。しかし、6月になると徐々に高度を上げていき、いまは夕空の西に誰もが見つける1番星として光を放っています。
写真は6月4日撮影の水星・金星、ふたご座のランデブーです。実は木星も一緒に見えていたので、3惑星ランデブーでした。
水星は太陽に最も近いところを回る惑星なので見ることが難しいです。かの有名なコペルニクス(地動説を唱えた)が一生涯水星を見ることなく亡くなったという話があるぐらいです。この話の真偽はともかく、かくいう私も実は直接肉眼で水星を見たのはこの時が初めてでした。
次回水星が見やすい時期は、7月30日前後の明け方です(西方最大離角)
Canon EOS Kiss X4
2013/06/04 20:09:12
焦点距離 50.0mm
2013年6月24日月曜日
6月23日太陽像
天文館では、日中太陽を観測できます。太陽活動は11年周期で変化しますが、今年はその極大にあたります。なので、最近は黒点や大きなプロミネンス、フレアーが頻繁に起こっています。
写真は、6月23日に撮影した太陽像です。
太陽はとっても強いので直接目で見るわけにはいきません。当館では、3つの方法を使って太陽像を安全に楽しめるようにしています。
①投影板を使って観測します。
目が慣れてくると、これだけで太陽表面のいろいろな模様が見えてきます。黒点や白斑などが見られます。
②減光フィルターを使った観測
望遠鏡対物レンズ前に、特別な銀色のフィルター(ソーラーフィルター)をかぶせて減光し、望遠鏡を通して直接太陽を見ます。①と同じで、黒点や白斑などが見えます。
③Hα光を使った観測
太陽からくる光の中で特別な光だけを通すフィルターを取り付けて彩層というところまで観測できます。炎のようなプロミネンスや表面の黒点、白斑など様々な模様が見えてきます。
太陽は日々変化するので、とっても興味深く楽しいです。ぜひ、日中太陽を見においでください。
写真は、6月23日に撮影した太陽像です。
太陽はとっても強いので直接目で見るわけにはいきません。当館では、3つの方法を使って太陽像を安全に楽しめるようにしています。
①投影板を使って観測します。
目が慣れてくると、これだけで太陽表面のいろいろな模様が見えてきます。黒点や白斑などが見られます。
②減光フィルターを使った観測
望遠鏡対物レンズ前に、特別な銀色のフィルター(ソーラーフィルター)をかぶせて減光し、望遠鏡を通して直接太陽を見ます。①と同じで、黒点や白斑などが見えます。
③Hα光を使った観測
太陽からくる光の中で特別な光だけを通すフィルターを取り付けて彩層というところまで観測できます。炎のようなプロミネンスや表面の黒点、白斑など様々な模様が見えてきます。
太陽は日々変化するので、とっても興味深く楽しいです。ぜひ、日中太陽を見においでください。
太陽はとっても強い光で危険ですから、くれぐれも直接見たり、虫メガネや双眼鏡などを向けたりすることがないように気をつけてください。
2013年6月23日日曜日
今日はスーパームーン
今日は1年でもっとも大きい満月を見ることができます。この月を特別にスーパームーンと呼びます。もっとも小さい満月は12月17日ですが、その月に比べると写真のように大きさがずいぶん違います。
月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道は少し楕円をえがいています。そのために、地球との距離が少し近づいたり離れたりします。今日は月との距離が近くて満月になるのでスーパームーンとなるのです。
月は地球の周りを回る天体ですが、その軌道は少し楕円をえがいています。そのために、地球との距離が少し近づいたり離れたりします。今日は月との距離が近くて満月になるのでスーパームーンとなるのです。
2013年6月22日土曜日
胎内自然天文館のスタッフブログ。今後よろしくお願いします
胎内自然天文館のホームページ・リニューアルにともなって、スタッフブログを始めました。
今後は、
・天文に関する出来事やイベント情報
・夜間観望会の実施の有無
・身近な話題
などを通して、皆さんとお近づきになれたらと思います。
よろしくお願いします。
写真は、6/13日に撮影した天文館と天の川です。
この日は、台風の影響で透明度がたいへんよく、すばらしい銀河が見えました。
ぜひ、美しい星空の見える胎内自然天文館へおいでください。
今後は、
・天文に関する出来事やイベント情報
・夜間観望会の実施の有無
・身近な話題
などを通して、皆さんとお近づきになれたらと思います。
よろしくお願いします。
写真は、6/13日に撮影した天文館と天の川です。
この日は、台風の影響で透明度がたいへんよく、すばらしい銀河が見えました。
ぜひ、美しい星空の見える胎内自然天文館へおいでください。
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