2013年6月24日月曜日

6月23日太陽像

 天文館では、日中太陽を観測できます。太陽活動は11年周期で変化しますが、今年はその極大にあたります。なので、最近は黒点や大きなプロミネンス、フレアーが頻繁に起こっています。
写真は、6月23日に撮影した太陽像です。
太陽はとっても強いので直接目で見るわけにはいきません。当館では、3つの方法を使って太陽像を安全に楽しめるようにしています。

①投影板を使って観測します。
 目が慣れてくると、これだけで太陽表面のいろいろな模様が見えてきます。黒点や白斑などが見られます。

②減光フィルターを使った観測
 望遠鏡対物レンズ前に、特別な銀色のフィルター(ソーラーフィルター)をかぶせて減光し、望遠鏡を通して直接太陽を見ます。①と同じで、黒点や白斑などが見えます。


③Hα光を使った観測
 太陽からくる光の中で特別な光だけを通すフィルターを取り付けて彩層というところまで観測できます。炎のようなプロミネンスや表面の黒点、白斑など様々な模様が見えてきます。




太陽は日々変化するので、とっても興味深く楽しいです。ぜひ、日中太陽を見においでください。


太陽はとっても強い光で危険ですから、くれぐれも直接見たり、虫メガネや双眼鏡などを向けたりすることがないように気をつけてください。