2013年7月15日月曜日

アイソン彗星

せっかくの三連休なのに大雨で残念でしたが、幸いなことに今日の午後は久々に太陽が顔を出し望遠鏡を向けることができました。
こんな時なので、明るい話題を一つ。

今年の11・12月は大きな彗星が来ます。その名は、アイソン彗星!

 

写真は、 ハッブル宇宙望遠鏡が5月に撮影したアイソン彗星です。もう、立派な尾が伸び始めていますが、まだ木星~火星の間ぐらい(現在2.9天文単位)にいます。11月には太陽に近づき肉眼で見えるようになります。最も太陽に近づくのは(近日点)11/29で、その時は満月や金星よりも明るくなるのではないかと予想されています!天文館でも、このアイソン彗星に向けての資料を作成中です。


下の予報が、11~12月の明け方(日の出時)の予報です。


これによると、12月がもっとも明るく長い尾を引きそうです。ぜひ、期待しましょう。8月には、館内にもアイソン彗星特集の掲示をする予定なので、見に来てください。