2013年8月17日土曜日

ペルセウス座流星群その2

 皆さん流星をご覧になりましたか。
 流星は、宇宙空間にあるチリの粒が地球の大気に飛び込んで光る現象です。この源は、彗星が放出したチリです。彗星の通った道(軌道)にはたくさんのチリがあるために、そこを地球が通ると毎年多くの流星が見られます。
 ペルセウス座流星群を作っている彗星(母天体)は、スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)で、太陽の回りを約130年の周期で公転しています。
 では、なぜペルセウス座流星群と呼ばれているのでしょうか。それは、ちょうどペルセウス座方向から流れてくるように見えるからです。
 次の写真は、今年のペルセウス座を中心に撮影したものです。どこが中心か分かりますか?
撮影日時    2013/08/13 2時~明け方まで
 カメラなど    Canon EOS Kiss X4 レンズ15mm Iso3200  ガイド撮影



 わかりやすいように星座を書き入れてみました。ちょうどペルセウス座の左側に中心があり(放射点または輻射点)、そこから流星が流れているのがよく分かります。(ただし、左の流星は中心点がすこしずれているので、ペルセウス座流星群に属していないかもしれません。)

ペルセウス座流星群は夏のお盆時期に起こるので有名ですが、それ以外にもふたご座流星群やしぶんぎ座流星群があり、この3つを三大流星群と呼んでいます。